【整備238】エンジン腰下OH その41 ｼﾘﾝﾀﾞｰﾍｯﾄﾞ･ｶﾑｹｰｽ･ﾊﾞﾙﾌﾞﾘﾌﾀｰ

ヘッドが乗ったので、カムケース（カムキャリア）を取り付けます

変な形のパッキンと、プラグホールのパッキンを用意します

この変な形のパッキンの中を、オイルが通って上まで行くようで、
大事なパッキンです

この形、気になっていたのですが、
どこかで見た形に似ています・・・・

そう、我が市、佐久市の市章、シンボルマーク

佐久市の「さ」の字をモチーフにした形

なんと、この形にソックリではないですか

だから何だ、と言われても仕方ないのですが・・・

シリンダーヘッドの周りに、液体ガスケットを塗ります

ベンガラ色のは、固くて苦労してうまく塗れなかったので
柔らかめのワコーズのガスケットメイクを使います
白いのでわかりづらいかもしれませんが、一応きちんと塗ったつもりです

プラグの穴の周りにも、パッキンを入れます

カムケースを止めるボルトは、20本もあります
スレッドコンパウンドを１本１本のボルトにしっかり適量を塗ります

締めるのも、やはり順序があります

20本ものボルトを、順序を間違えずに何回かにわけて、規定トルクで締めていくのは骨が折れます

でも、力が要らない分は、少し楽です

きちんとできました

位置決めピンの中にまでネジ山があって、最初は入れる位置がわからず、探してしまいました

次に、バルブリフターを載せていきます

ところが！

管理が悪くて、バルブリフターとシムはサビサビになっていました！
水分をよく払わず、水揚げしたまま順序に並べてあっただけだったのです
仕方なく、一つ一つ、サビを落として綺麗に磨いていきます
トホホ状態です