【整備570】ｳﾞｨｳﾞｨｵ 4WD MTﾐｯｼｮﾝ脱着 ｸﾗｯﾁ交換 6 強化ｸﾗｯﾁ取付け

雨にたたられて屋内作業ばかりでしたが、ようやく星空月明かりで表での作業ができます

いろいろ探し回りましたが、結局ＥＸＥＤＹのメタルクラッチになりました
まあ、これなら滑ることはないでしょう
乗りやすさとかフライホイール攻撃性は別ですが

ところで、踏めないほど重かったらどうしましょう？
 

エクセディ　スポーツクラッチ　Ｓメタル

20年前、こんなプロペラみたいなクラッチ、よくつける人がいるなぁと思いつつ売っていましたが、まさか自分で付ける日が来ようとは！

注：当時はエクセディ（大金）はスポーツクラッチを自社ブランドでは販売してなく、100％、チューニングメーカーへのＯＥＭでした

自分で両面研磨・軽量化したフライホイールを、しげしげと眺めます

どうみても、おかしいところはみあたりません
綺麗なものです
でも、滑ったのです

位置決めピンが一本抜けてますが、外したクラッチについてきてしまったので、ハンマーでコンコンと叩いて入れておきます

色々な雑念を振り払い、今はただクラッチを正確に取り付ける事に専念します

クラッチは重いかもしれませんが、メタルディスクにダンパースプリングが6本も付いているところを見ると、半クラは私でも出来そうです
ちょっと安心しました

クラッチのセンター出しは、お客さんからＨＡＳＣＯのイイのをまた借りてきました
前回も使わせてもらったのですが、私でも簡単に出来る優れものです

ハスコーですから、勿論買うと高いものです

クラッチディスクのスプラインに工具を入れて、柄をねじると広がってピタっとします
先端はパイロットベアリングに差し込まれています
これでディスクは固定されました

その上にクラッチカバー（プレッシャープレート）を位置決めピンに合わせて入れ、テーパーの工具を差し込んでカバーを固定します

この状態で、カバーをボルト6本で固定していきます
ボルトのスプリングワッシャーは去年交換してあります
規定トルクで締め込み、工具を抜けば出来上がり

なんと簡単でしょう！
取り付け自体は私でも15分程で終わってしまいました