【整備572】ｳﾞｨｳﾞｨｵ 4WD MTﾐｯｼｮﾝ脱着 ｸﾗｯﾁ交換 8 ﾏｳﾝﾄ･ﾌﾟﾛﾍﾟﾗｼｬﾌﾄ取付け

考えた末、結局エンジンメンバーをゆるめる事にします
完全に外すと頭に落っこちて危ないので、緩めるだけ

まずメンバーボルトを全部ゆるめ、落ちないよう片側だけボルトを根元までゆるめます
メンバーボルトは10cmくらいあって非常に長いので、これで結構隙間が出来ます
ミッションはジャッキで支えておきます

マウントとミッション、メンバーを連結したら、手で頑張りながら素早くジャッキをメンバーの下に移動し、ジャッキでメンバーを持ち上げます
結構重いのです
ねじ山が合ったら、ボルトを少しねじ込んでおきます

同じように片側もやって、最後に規定トルクで全部のボルトを締めておきます

ミッションとエンジンをつなぐスチフナーというステー
エンジンルームの奥底についてます

これをつければ、ようやく安心できます

エクステンションをたくさんつないでラチェットの長さをかせぎ、上からボルト2本を締めます
横の一本は下に潜って止めます

プロペラシャフトをつけます
オイルシールのフチを傷つけないよう、注意してスプラインに差し込みます

プロペラシャフトを連結しようとしたら、なんとねじ山が合いません
適当に突っ込んだのではダメです

もう一度ミッション側を引っこ抜いて、正確にねじ山に合わせて差込み直します
バランス取り維持のために書き込んだ文字が、ちゃんと下側になるように位置を注意します

あいかわらず、トンネル上側の狭いところのネジが厳しいです
外す時にも苦労しましたが、止める時もまた苦労です

根性で止めたものの、締め込みができません

思い悩んだ挙句、リヤを持ち上げてタイヤを空転させ、プロペラシャフトを手で回そう、とジャッキをかけて持ち上げました
とたんに、ミッションからオイルがジャバジャバ

トランスファーに残っていたオイルが、車体が水平になって出てきたのでしょう
エンジン下がオイルまみれ

ちなみに、この状態でもプロペラシャフトは手では回りませんでした
かわりに、体が回りました
仕方なく、根性でスパナを突っ込んでボルトを締めました