【整備685】リヤディスク化への道 18 ｷｬﾘﾊﾟｰ組立て ﾋﾟｽﾄﾝ挿入成功･･･あれ?

ブーツを、ピストンの一番ヘリにかけます
こうすれば、キャリパーに入るところは、ピストンより縮まります

頭では出来るのですが、実際はなかなか難しい
すぐズレてしまいます

プリンのスプーン＝秘密兵器で、傷をつけないように押さえ込みながら、ようやく
ようやく
やっと
入りました
はまりました

この手のキャリパーのピストンを押し込むには、回すそうです
だからパッド面は十文字のデザインになっているのですね（本当かどうかはわかりませんが）

ペンチでつかんで、時計回りにピストンを回していきます
ガンガン回すとブーツが引っ張られてよじれて抜けそうになるので、少しよじれたらブーツをピストンのまわりで回して元に戻し、ゆっくり入れていきます
 

ところが！

どうしたことでしょう！

ピストンがこれ以上引っ込みません
回せど回せど、これ以上縮まりません
これじゃ、パッドをローターに押し続けてしまいます
分解した時は、確かもっと引っ込んでいたハズ
何かおかしい

いろいろ考えに考えて、どうもパーキングレバーを先につけなかったから位置がおかしくなっているのではないかという結論に達しました
それしか考えられません

あとはタコウインナーが反乱を起こしたか・・・それは考えたくありません
 

いずれにしろ、あれだけ苦労して挿入したピストンを、も一度外して確認します

とりあえず、タコウインナーの反乱でなくてホッとしました
でも、余計原因がわかりません

大体、このキャリパーの構造自体、よくわかってないし
よくわからない人がよくわからないものを組み上げているのは、それこそよくわかりません
 

前後してますが、パーツを耐熱シルバーで塗装しました
意味はありません

コレを先につけてから、またピストンを入れてみることにします
それしか糸口がありません

ところで、ネットで調べても、ピストンとび出た状態、というのは見つかりませんでした
まあ、こんな間抜けな失敗をするのは、後にも先にも私だけということなのでしょう