【整備732】リヤディスク化への道 31 ﾘﾔﾅｯｸﾙO/H ｻﾝﾄﾞﾌﾞﾗｽﾄ処理

反対側のベアリングも、ガンガン叩いて押し出します

ベアリングシールが外れて、崩壊寸前です
 

ようやく外れました
シールも外れましたが、ベアリングはバラバラにはならなくて助かりました
 

手前と反対側には段差が付いていて、これ以上ベアリングが奥に入らないようになっています
カラーとの隙間をどのようにつめていったらいいか心配だったので、ホッとしました
要するに、ベアリングを入れる時は、インナーもアウターも、それ以上入らなくなるところまで押し込めばいいのです

・・・でも、関係ない真ん中は、作りが適当になっています
削れてるしイビツですし

関係ないところだから、適当でいいのでしょう
 

サビ落としをもう少し詰めたいので、復活したサンドブラストでやります
右側がブラスト済み
ダントツに綺麗になるわけではありませんが、込み入った場所や指の入らないところ、サビの厳しいところ、凹凸の細かいところは、やはりブラストに分があります

難点は、削れるものは何でも削ってしまうので、削りたくないところはマスキングしなければなりません
 

オイルシールの入るフチのところをマスキングします
 

ベアリング穴とブッシュをマスキングします

今回ここのブッシュの打ち替えはしません
まだブッシュが健全のようでしたし、大体抜くのも入れるのも、私では出来ないと思ったからです

mnetさんはスゴイです

ホースがパンクしてガンが詰まって故障していたブラスター
ようやくなおしました
左に傾いているのは、砂が吸い込み口に集まりやすくするために改良したものです（改良？）


 

サンドブラスター・・・
どんなに密閉しても砂はもれるし舞うし、見ずらいし手間や根気はいるし、面倒といえば面倒
多少のものでしたらルーターの方が早いと思います

でも、ガンでプシューっとやるたぴ、瞬時に表面が綺麗になっていくのは麻薬です
とても人の手では出来ない、込み入ったところ、隅やミゾ、細かいところも一瞬です
ニコチン中毒、アルコール中毒、サンドブラスター中毒・・・