【整備731】リヤディスク化への道 30 ﾘﾔﾅｯｸﾙO/H ﾍﾞｱﾘﾝｸﾞ抜取り

手前は仕上げたナックル
奥はこれからです
結構大変です

ベアリングを交換します
特にガタもないしこのままいけるかもしれませんが、長く乗るために今やっておきます

内側の極大のオイルシールはすぐ取れました
中に1cmくらい入っていたようです
 

外のオイルシールは、取れそうで取れません
ピッタリはまってつかみ所がなく、この隙間にドライバーを突っ込んで強引に取るしかなさそうです
まあ、どうせ再使用しませんし

ふと整備書を見ると
なあんだ、ベアリングと一緒に取るのでした

叩けば、ベアリングも取れるらしい

見よう見まねで、整備書のようにやってみます
とりあえず万力で挟んで固定し、黄銅棒なんてシャレたものはありませんから、ドライバーを使ってハンマーで叩きます
どうせベアリングは再利用しませんし、壊れようが粉々になろうがいいのです

コンコン叩きます
ドンドン叩きます
ガンガン叩きます

これがなんと、簡単に抜けません
ベアリングを壊すくらいのバカヂカラでドッカンドッカン叩いて、ようやくベアリングが動き出しました
非力な私には結構な重労働です
 

ベアリングがようやくここまで出っ張って、オイルシールは落ちました


 

ベアリングまわりを均等に叩いて、ようやくベアリングが抜けました
こんなに労力を使うとは思いませんでした
替えなくてもよかったも、とちょっと後悔しても、もう遅い
ベアリングのシール面はドライバーで叩かれてボロボロです

ここまで来て、入れる時はどうしよう？　と思い立ったのでした
何にも考えてません